リースバックのメリットには何があるのか、一般的には売却した家に住み続けることができるなどが挙げられますが、住み続けることができるといってもリースバックの賃借契約は更新がない定期賃借契約と呼ぶものなので、契約期間満了になった時点で退去しなければなりません。期間としては2年から3年が標準になるので、売却して賃料を払い住み続けても2年もしくは3年後には新しい家に引越しが必要です。リースバックの家賃は、相場と比べると高めに設定されることが多いようです。住み続けることができるといっても毎月の支払い額が家賃相場よりも高めになることは理解しておくべき部分です。
それと、リースバックは敷金や礼金が発生することもあるので、利用する前にこのような初期費用の支払いが必要になるのか否かを確認しておきましょう。当面の引越し費用が要らないメリットはあるけれども、一般的な賃貸の部屋を借りるときと同じく敷金や礼金の支払いが必要になることがある、その費用は家賃の1~2か月分です。ただ、仲介を利用するときに発生する仲介手数料などがないので、賃貸アパートやマンションを借りるときと比べると初期費用を抑えられるメリットがあります。仲介を利用して家を売却すると、売れるまでに数か月以上かかることも珍しいことではありませんが、リースバックはこのようなサービスを提供している会社が見つかれば見積もり依頼で直ぐに売却できる可能性を持つ、このようなメリットを持ちます。