リースバックを使うと、売却先が見つかれば最短5~1週間程度で現金化ができるメリットがあります。住宅ローンの滞納で競売にかけられてしまうと、安値で売らなければならないし周囲に住んでいる人にも知られてしまうなど、このような事態を回避する目的で任意売却を検討するとき、リースバックを使えばメリットを活かした売却ができるようになります。短期間で現金化ができるので、金融機関と交渉しやすいなどのメリットもありますが、リースバックを利用して任意売却を行うときに注意しなければならないことは、売却価格が住宅ローンの残高を大きく上回っているなどが挙げられます。仮に、ローンが3、000万円残っていて、売却価格が3、500万円になれば当面の家賃などに残金を利用できるわけですが、逆に売却価格が2、800万円になったとき、200万円足りないので金融機関側はそのお金を調達できないときには競売にかける準備を始めてしまいます。
さらに、不足しているわけですから当面の家賃支払いにも影響を与えることからも、利用する場合は売却価格とローン残高の比較をすることが重要になって来るわけです。それと、リースバックは購入した不動産を建て直ししたりリノベーションを行ったり、住宅を転売することを目的にしているので、賃貸で借りることができる期間は2年間程度、しかも投資用物件で買取価格に対して利回りを考慮して家賃が決まるため周辺の家賃相場よりも高めに設定されます。リースバックのメリットのことならこちら