リースバックとは、自宅を売却して必要な資金を確保する不動産売買の一つの手法ですが、売却した自宅を賃貸物件として借りて住み続ける事ができる借家契約の一つの形態です。リースバックとは、自宅を売却するものの自宅に住み続ける事が可能なので世間に対する信用や体裁には大きな変化はなく、自宅の売却に伴う精神的負担が小さな不動産サービスです。リースバックとは、自宅を売却しても誰にも知られる事がなく、他所の家の事が気になって仕方ない暇な近隣住民の噂話の餌食にならずに住みます。例え、依頼会社の社員が自宅に入るところを見られても、リースバックを取り扱っている会社の多くが建設会社でありリフォームを考えていると言えば何の問題も発生しません。

通常の不動産売買は、自宅の売却を成立させる事で仲介手数料と言う利潤を手にする事ができますが、現在のリースバックを取り扱う会社の多くが仲介手数料をはじめ更新手数料や事務手続き費用などを無料としているので素人目に利潤を生み出すところがありません。リースバックは、基本的に自宅の売却価格が市場の相場よりも安く設定される傾向が強いだけでなく自宅の月額賃料が地域の相場より高く設定される傾向が強く、場合によっては売却価格が相場よりも数百万円安く月額賃料が相場よりも数万円高い事が実際にありました。しかし、現在では、過当競争を利用した一括査定サイトを利用する事で労なく高い売却価格と安い月額賃料を提示してもらう事が可能であり、さらに数社に候補を絞って交渉する事でさらに好条件を引き出す事が可能です。